共にいえるのが、"端末代"が月々の支払いに組み込まれて表記されているという点。あれ? これって携帯ショップの実質0円と同じ臭いがするんですが……。

ぶっちゃけていうと、格安SIM自体は別途用意することができる。従って、携帯ショップで買うと高いけど、白ロムを用意するのはちょっとダメかもしれない。といったユーザー向けの製品だ。

意地悪く、端末自体の値段を調べてみた。ビックカメラの指定端末の場合「FleaPhone」が約19,000円。「Nexus7(2013)」のLTEモデルが約41,000円。「Fonepad Note6」が約35,000円。イオンの指定端末「Nexus 4」は約41,000円だった。なお、ネットショップ価格なので、価格変動は当然ある。その点は注意してほしい。

で、各社が月額料金に組み込んだ端末価格をみていこう。

まずビックカメラの指定端末の場合「FleaPhone」は月額930円×24回払い(端末総額22,320円)。「Nexus7(2013)」のLTEモデルは月額1,680円×24回払い(端末総額40,320円)。「Fonepad Note6」は月額1,680円×24回払い(端末総額40,320円)。イオンの指定端末「Nexus 4」は月額1,420円×24回払い(端末総額34,080円)。※税別

わかりやすくすると、

【ビックカメラ】

「FleaPhone」は約19,000円→22,320円(税別)
「Nexus7(2013)」は約41,000円→40,320円(税別)
「Fonepad Note6」は約35,000円→40,320円(税別)

【イオン】

「Nexus 4」は約41,000円→34,080円(税別)

となる。

こうしてみると、得になるパターンもあるが、得にならないパターンもある。例えば、「Fonepad Note6」はネット価格で約35,000円。ビックカメラのパッケージとして購入すると税込み43,545円なので、その差額は8,545円。同じレベルのSIM(というか、まんまこれだろう)として「BIC SIM音声通話パック 【ビックカメラグループオリジナル】」が3,229円(月額1,900円~)で購入できるので、自分で端末を探し、そしてSIMを購入すれば約5,000円も安くできる。※開通手数料がかかる場合は差額は広がる。