前述した白ロムの場合は端末とSIMを別々に用意しなければならなかったが、「格安スマホ」ではセットになっているので、より買いやすいという特徴がある。しかも、ビックカメラとイオン。どちらも大手企業であり、安心感という意味では評価できるのではないだろうか?

05ビックカメラの「格安スマホ」広告。価格で「円~」となっているのは、音声通話などに対応していたり、オプションが利用できるからだと思う。通話せず、オプションを利用しなければ、最低価格で運用可能だ。ただし、税抜き価格になっているので注意しよう

実際に構成やプランを確認してみると、イオンのほうは、LGエレクトロニクス製のスマホ「Nexus 4」と日本通信の格安SIMを組み合わせたプランで、月々のコストは2,980円からとなる。

イオンの指定端末の「Nexus 4」。非公式ながら、LTEに対応できるといった噂もある同端末だが、基本的には3G回線しか対応していない。なので、そういった意味では関係ない。注目すべきは「Android 4.4」に対応しているという点。最新OSが利用できるのは十分ポイントだろう