ネットサーフィン(既に死語)をしていると、寝ても覚めても"スマホ""スマホ""スマホ"。スマホの話題に事欠かない。
ソシャゲの課金問題をテーマに議論しているところもあれば、新しいソシャゲの話があり、アプリ紹介だとか、クーポンだとかの実用性の高い話題が並ぶ。そういった意味では、すでに身近なものとして定着したということなのだろう。
しかしだ、必ずしもすべての日本国民が持っているガジェットとは言い切れない。携帯電話には大きく「スマートフォン」と「フィーチャーフォン」(いわゆるオーソドックスな携帯電話……通称ガラケーのこと)に分かれているが、"コスト"を理由にフィーチャーフォンで"よし"とする人は少なからずいることだろう。もちろん、そもそも必要性を感じないという人もいるだろうが、ユーザーの意思は別として、さまざまなメーカーが"スマホ向けのサービス"を展開している(または展開する予定)のは事実。むしろ、フィーチャーフォン向けのサービスはすでに出尽くしている感があり、新規サービスはスマホオンリーな印象だ。
さて、今回はそんなスマホの話。特に、コスト面からスマホを敬遠している層に向けた話だ。
と、いうわけでお題に挙げたいのが「格安スマホ」といわれるもの。ここでいう"格安"とは、"端末代"と"維持費"の2つにかかっている言葉で、いってしまえば"はじめてのスマホ"として最適であろうものの事を指す。
「格安スマホ」が登場する前は"白ロム"と呼ばれる中古スマホ端末(厳密には契約などのしがらみがない端末のこと。海外向けに発売された輸入端末なども白ロムと呼ばれ売られている)に、MVNOサービスを利用した格安SIMを組み合わせてコストを下げる使い方が"コスト面をみた場合"のオススメとされていたが、如何せん敷居が高く、初心者向きではなかった。
しかし、「格安スマホ」の登場でより多くの初心者が安心してスマホを購入できる環境が整いつつあるといるわけ。
で、実際にここでいう「格安スマホ」にはどんなものがあるかというと、ビックカメラの「月額2,830円からのスマートフォン」やイオンの「イオンのスマートフォン」などがある。共通しているのは、"端末"と"SIM"がセットで販売されているという点だ。