NTTドコモから2014年夏モデルとなるスマートフォンの新商品が発表となった。個性豊かなモデルがそろったラインナップの中で、今回注目したのが「AQUOS ZETA SH-04F」だ。シャープ製のスマートフォン「AQUOS」シリーズの最新モデルで、2013冬-2014春モデルの「AQUOS PHONE ZETA SH-01F」の後継機種にあたる。

前モデルを購入したユーザーにとっては、まだ買い替えるには多少躊躇する時期ではあるが、性能面が大きく向上しているようなら話は別だ。この半年でAQUOSがどれだけ進化を遂げたのか、スペックを比較してみることにしよう。

なお、どちらもAQUOSであり、「04F」と「01F」だけで表記するのもわかりにくいかと思うので、ここでは便宜上「新AQUOS」「旧AQUOS」と表記する。

AQUOS ZETA SH-04F(新)

AQUOS PHONE ZETA SH-01F(旧)

AQUOS ZETA SH-04F(新) AQUOS PHONE ZETA SH-01F(旧)
サイズ 74×140×9.3mm 70×141×8.9mm(最厚部 約 9.2mm)
重量 154g 139g
ディスプレイサイズ 約5.4インチ 約5.0インチ
液晶画面解像度 フルHD:1920×1080 フルHD:1920×1080
ROM/RAM 32GB/2GB 32GB/2GB
CPU 2.3GHzクアッドコア 2.2GHzクアッドコア
バッテリ容量 3300mAh 3000mAh
実使用時間 約101.7時間 約98.9時間
メインカメラ 1310万画素 1630万画素
インカメラ 220万画素 210万画素
4K動画 ×
赤外線通信 ×
防水

スペックをざっと眺めてまず目につくのは、やはりディスプレイサイズが0.4インチも大きくなっていることだろう。0.4といってもその差は想像以上に大きい。それでいて、新AQUOSの大きさは横幅4mm増に留めており、縦に至っては1mm薄くなっている。ディスプレイを大きくしてもサイズが微増で済んでいるのは、シャープの挟ベゼル技術が優れているからだ。ディスプレイの比率が約81%というのは伊達じゃない(旧AQUOSは約73%)。