――なるほど。ちなみに、今後の方向性は?
これからは、マルチでいろいろやっていきたいです。これしかないと決めずに、頂いたお仕事は何にも断らずにやろうと思います。
――以前、ご自身で仕事を減らしていたというのは事実なんですか?
事実ですね。「仕事したくないです」とか言っちゃったんですけど、今思うと…わがままですよね。本が売れて、印税が入って、宝くじが当たったようなものなのに。仕事やっておけばよかったなって思いますね。いや、本当に暇すぎて。仕事しないとこんなに暇なんだというのが分かって、悲しくなってきて…。あと、人に「私、てんちむです」とか言いづらくて(笑)。だから仕事続けようと思いました。
――莫大な印税が入ったというのはウワサされていますね。マンションも自分で購入したとか…。
ウワサほど多くないですよ。当時の自分にしてみたら、すごく大きな額なのは確かですけど。でも、小さい時から写真集とかいろいろ出させてもらっていたので、そういうのもありますし。
――金銭感覚がおかしくなったりしないんですか。
それが案外、おかしくならないんですよ。友だちにおごるとかも一切しなくて、お金には結構シビアなタイプです。ただ、自分の好きな食べ物とかにはお金かけます。やっぱり、おいしい物を食べながら生きていたいじゃないですか。たまに、そういうところにしかお金かけないんです。
――しっかりされてるんですね。
結構ね(笑)! とにかく今は仕事がしたいです。命に関わること以外は、何でもしたいなとは本気で思っていますね。これを気に仕事が増えたりしたらいいなと、思っています。
――演出的な部分だけ受け止められて、過激なお仕事のオファーが来た場合、どうしますか。
うーん…ちょっと考えますけど(笑)。”脱ぐ”ということは、それもまた考えようで。「落ちた」と思う人もいれば、「この人、脱げるのか」と女優として評価してくれる人もいると思うんですよ。そうやって、認めてくれるような存在になっていけたらいいなと思います。
――そもそもなんですが、日焼けした肌も白くなって、そういう外見的な変化を選んだのは何か理由があったんですか。
決定的な理由はないんですけど、私、寝るのが大好きで。ギャルって髪の毛巻くのも大変ですし、支度だけで2時間ぐらいかかるんですよ。その時間を30分に短縮したいなと思って、ギャルを止めました。あと…人と会わないから、髪の毛キレイにしても、ネイルしてても何にも意味がないんですよ。気がついたら止めてました(笑)。
――結果、オーライですね。ブログでは20歳の自分に向けて書いた手紙が出てきたと書いてありました。今、橋本さんはその20歳ですが、今から30歳の自分に向けてかける言葉は?
想像がつかないですが…結婚してますか?って聞きたいですね。でも、結婚してなさそうですよね?
――知らないですよ(笑)。願望はあるんですか。
まだないんですけど、30手前では結婚して、子ども1人ぐらいは欲しいなぁと思っています。あっ、でも無理か。35だな。良い出会いを見つけてくださいってメッセージを送りたいです。
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