――自身をよりセクシーに見せる上で、新たな発見となったことはありますか。

モニターチェックとか怖くてあまり見れなかったんですが(笑)。それでも、勉強になった部分はありました。わざと舌を見せたり、それを絡ませたり。でも、同性とそんなことをするのがそもそもありませんので(笑)。

――現場の空気も張り詰めていそうですね。

そんな時もありましたけど、基本的には楽しい現場でした。撮影スケジュールがかなりタイトだったので、合間は寝ていることが多くて…空気はどんな感じだったんだろう(笑)。

――さまざまな苦労があってようやく完成した本作。ご覧になっていかがですか。

変な言い方ですけど、自分が思っていたものと全然違ってすごくよくできていたんですよ。まずはその感動がありました。もうちょっとおふざけっぽいものが完成するのかなと思っていたので(笑)。でも、すてきな映画にちゃんと仕上がっていたので、ビックリしました。

――撮影に向けて体作りなどは?

5キロぐらい絞りました。食事制限、運動…ダイエットというダイエットはしました。無駄に歩いてみるとかも(笑)。2013年1月にこのお話をいただいて、撮影は9月頃。その間ダイエットしましたが、実はこの撮影の時にちょっと太ったんですよ。撮影がはじまるとたくさんご飯を食べるので、それで太りました。ハハハハハッ!

――今はいかがですか。

あれからまたもとに戻ったんですよ。だから、周りが痩せろ痩せろってうるさいです(笑)。

――子役からスタートし、一時はギャルに。ずっと見守ってきて思うのは、今が一番モテそうだなという印象なのですが。

そうですね。でも、モテるとしても人との関わりがないので、きっとモテないでしょうね。外とか出れば違うんだろうなと思うんですけど。お酒も飲まないですし、基本的に一人でいることが多いんですよ。人と関わるより、自分の趣味に没頭したいタイプなので。

――3月16日に放送された『有吉反省会』(日本テレビ系 毎週日曜22:30 ~22:56)でも、暇を持て余して反省してると(笑)。

たぶん、黙ってたらかわいいタイプなんですよね。自分でもわかってはいるものの…ハハハハハッ!

――「余裕のよしあき」というフレーズに有吉さんも反応していましたね。

あれについて誰も聞いてくれませんでした(笑)。小学校で”いしばし よしあき”くんという同級生がいたんです。特にそれほど仲良くもなかったんですが、彼が自分で「余裕のよしあき!」って言ってたんですよ。それで、ずっと頭に残ってて。私、結構使うんですよね(笑)。

――そんな裏話が(笑)。暇と言いつつも、その間にこの撮影があったわけですよね。

そうですね。でも、映画しか撮ってなかったので、それ以外は暇でしたよ。

――それはその…友だちとかあまりいないということでしょうか。

少ないですね(笑)。人との関わりって大事なんでしょうけど…面倒くさくないですか?

――確かに大変な部分もあります。

例えば飲みに誘われても、そこで楽しめるのかなとか、合コンに誘われても、別に出会い求めてないしと思ってしまったり。だから、行っても無意味だなと思っちゃって。