2015年3月期 業績予想
2015年3月期には、連結営業利益で2期連続の2桁成長を目指す。設備投資は5,800億円を予想。通信ARPUは通期で反転させたい考え。純増数は、265万契約を目指している。
新たな成長ステージに向けて「顧客基盤」(auスマートパス)と「インフラ基盤」(au 4G LTE)を確立させる。成長のキーファクターには「ID × ARPU」を掲げる。ユーザー1人あたりのマルチデバイス化がさらに進むと見ており、ユーザー数(ID)の拡大を目指しつつ、通信料+付加価値サービス収入も増やしていきたい考えだ。
2014年夏には「au WALLET(ウォレット)」を開始。新たに電子マネーカード事業に進出する。同サービスについて、田中氏は「au携帯電話や店舗での買い物の利用額に応じて、ポイントが付与される。ポイントを現金と同じように利用できる。au WALLETを通じて、物販などのリアルサービスも事業に組み入れていきたい」と説明した。