携帯できるデスクトップPC?

ECSの「LIVA」は、CPUに「Bay Trail-M」を搭載する超小型ベアボーン。Intelの「NUC」で火が点いた超小型PCブームであるが、GIGABYTEの「BRIX」、ASUSの「VivoPC」に続き、ECSも参入した形だ。BUY MORE秋葉原本店での価格は17,980円と非常に安く、早くも完売という人気ぶり。再入荷には、2週間ほどかかるとのことだ。

ECSの「LIVA」。ケースは樹脂製で高級感はないが、とにかく安い

背面のインタフェースは、HDMI、VGA、LAN、USB2.0、USB3.0

入荷したのは、Celeron N2806(1.58GHz/2コア/4.5W)、2GBのDDR3Lメモリ、32GBのeMMCストレージをオンボード搭載した「LIVA-B3-2G-32G」。性能はあくまでも最低限ながら、メモリとストレージも込みでこの価格というのは非常にコストパフォーマンスが高い。あとはOSさえインストールすればPCとして利用できる(Windows 8.1に対応)。

本体のサイズは118×70×56mm、重量は190g。M.2規格の無線LANモジュールや、ACアダプタなどが付属する。なお電源コネクタはマイクロUSB端子になっていて、なんとモバイルバッテリでの動作も可能ということだ(ただし保証外)。これは省電力なLIVAならではのユニークな特徴と言えるだろう。

かなり安価なエアーマウス

上海問屋の「エアーマウス(DN-10725)」は、ジャイロセンサーを内蔵しており、本体を上下左右に振るだけでマウスポインタを操作できるというもの。カーソルキーや、ページアップ/ダウンボタンなども搭載しているので、リビングPCの操作などに便利そうだ。店頭価格は3,000円。

上海問屋「エアーマウス(DN-10725)」。空中で操作できるマウスだ