ヤフーは、サービスのプリインストール等を通してサービスの利用を拡大し、メディア価値や広告在庫、eコマース取扱高の拡大も目指すとしている。

さらに、Y!mobile店頭の多機能拠点としての利用も検討する。キャリアショップ約1,000店舗、量販店約2,000店舗において6000名以上の営業部隊を動員。「Yahoo!カード」の会員獲得や「Yahoo!ショッピング」の商品受取り、Yahoo!JAPANサービスの紹介等に活用する予定だ。

Y!mobile利用者の増加でインターネット人口が増加し、広告やeコマース、デジタルコンテンツ等のインターネット市場の拡大が見込まれるという

ヤフーは今後の目標として、Y!mobileの契約者数2,000万件以上を目標に挙げている。宮坂社長によると、「まだスマホ市場は伸びしろがあり、2~30%は人口が伸びると見ている」という。

Y!mobile料金体系やリリースする機種についてはまだ明らかになっていないが、「料金体系はわかりやすくする。リリースする機種はそんなに変わったものにはならない」(宮坂社長)という。

Yahoo!JAPANは今後2019年3月期までに営業利益3300億円を達成することを目標にしている。Y!mobileの契約者は2,000万件以上を目指す