SMARTalk & 楽天でんわ
「SMARTalk」と「楽天でんわ」を提供するフュージョン・コミュニケーションズからは、「今のところ対抗策は考えていない」との回答を得た。
これは「定額プランの料金(2,700円)から、通話をあまりされない方等、メリットを享受できない方も多数いらっしゃると思っており、我々のサービスのニーズは引き続きあると考えている」からだという。
SMARTalkは携帯・固定回線に限らず、すべての通話料金が一律で16.8円/1分。2,700円分を使いきろうとすれば、月間160分程度の通話が可能になる計算で、通話時間がそれ以下なら結果的にカケホーダイの方が高くなる。よって、「ニーズは引き続きある」との考えだという。
データプランでのSMARTalkの利用に関しては、「サービス内容の詳細が未だはっきりと把握できておらず、今のところはっきりとしたコメントは難しい」としながらも、「おそらくインターネット経由で通話が可能な『SMARTalk』は引き続き利用できるのでは」と回答している。
SMARTalkとデータプランを併用した場合、差額の1,000円分の通話時間は約60分。月間の通話時間がこれを大きく下回るようなら、カケホーダイよりも得になる計算だ。 一方、「楽天でんわ」に関してはそもそも電話回線を使った通話サービスであり、IP電話とは異なるカテゴリ。料金面だけでなく通話品質の高さも売りにしており、一概に比較できるものではない。それもあってか、明確な回答は得られなかった。