ワコム製デジタイザ搭載でタッチも手書きも快適 - ASUS「VivoTab Note 8」

ASUSTeK Computerの8型タブレット、「VivoTab Note 8」の最大の特徴は、1024段階の筆圧感知に対応したワコム製デジタイザを搭載している点だ。一般的な静電式のタッチペンではペン先が太くなってしまう上に線がカクつくこともあるが、電磁誘導式のスタイラスペンなら細いペン先でスムーズに描くことができる。実物の紙とペンを使っているような書き味で、ちょっとした手書きメモはもちろん、本格的なイラストまで作成できるだろう。

ASUSTeK Computer「VivoTab Note 8」

基本スペックについては、標準的な8型タブレットと同じ構成だ。CPUにはBayTrail-TことIntel Atom Z3740(1.33GHz)を採用し、メモリはLPDDR3 2GB、ディスプレイは1,200×800ドットの8型となっている。通信機能はIEEE802.11a/b/g/nの無線LANとBluetooth 4.0に対応。インタフェースとしてはmicroUSB2.0、microHDMI、SD/SDHC/SDXC対応メモリーカードスロットが用意されている。無線で映像を出力できる「ミラキャスト」に対応している点もポイント。

購入時に注意したいのが、販売店によってストレージ容量やオフィスの種類が異なる点だ。ビックカメラやヨドバシカメラなどで購入できる「M80TA-DL64S」は、64GBのストレージと「Office Home and Business 2013」を組み合わせたモデル。そのほかの量販店では32GBストレージと「Office Personal 2013」の最安モデル「R80TA-DLPS」を購入できる。さらにAmazon.co.jpでは専用スリーブケースが付属する「M80TA-DL004HS」とWindows 8.1 Pro(32bit)を搭載した「M80TA-DL004PS」を選択可能だ。

本体サイズはW220.9×D133.8×H10.95mmで、8型タブレットとしてはやや厚め。重量は約380gで重さとしては標準的だ。デジタイザを搭載していることを考えれば、ある程度の厚さや重さはやむを得ないだろう。とはいえ、これほどの機能を備えていながら手頃な値段で購入できるのはうれしい。手書き入力の快適さやコストパフォーマンスを重視したい人におすすめだ。

製品名 VivoTab Note 8(R80TA-DLPS)
量販店価格 39,800円
OS Windows 8.1 32bit
CPU Intel Atom Z3740(1.33GHz)
メモリ LPDDR3 2GB
グラフィックス Intel HD Graphics(CPU内蔵)
ストレージ 32GB フラッシュメモリ
光学ドライブ -
ディスプレイ 8型、1,280×800ドット、IPS
タッチパネル ○(10点マルチタッチ)
有線LAN -
無線LAN IEEE802.11a/b/g/n
Bluetooth Bluetooth 4.0
センサー GPS、加速度、照度、地磁気、ジャイロ
Webカメラ フロント約126万画素、リア約500万画素
主なインタフェース microUSB 2.0、microHDMI、ヘッドホン出力、microSD/SDHC/SDXCカードリーダ
バッテリ駆動時間 約11.8時間
本体サイズ W220.9×D133.8×H10.95mm
重量 約380g