2014年春モデルとして、メーカー各社からさまざまなWindows PCがリリースされている。消費税は8%になってしまったが、新生活商戦が落ち着きつつあるいま、買い得感が高まっているモデルも多い。ここでは、この春発売されたWindows 8.1搭載タブレットについて、特徴や違いなどをまとめよう。
2014年春版、注目したい&買ってみたいWindows PC
■タブレット編
■2in1ノートPC/Ultrabook編
■スタンダードノートPC/Ultrabook編
■オールインワン編
2014年春の新作タブレットは3機種
2014年春モデルの中で、キーボードやポインティングデバイスを搭載しない、いわゆる「ピュアタブレット」と呼ばれるモデルは4機種。ASUSTeK Computerの「VivoTab Note 8」、エプソンダイレクトの「Endeavor TN10E」、レノボ・ジャパンの「ThinkPad 8」、ソニーの「VAIO Tap 11」だ。
このうち「VAIO Tap 11」は前モデルからスペックの一部が変更されたマイナーチェンジモデルであるため、新モデルとして登場したのは3機種となる。2013年の秋冬商戦には10種類のタブレットが発売されたことを考えると、少し寂しく感じるかもしれない。ただ、米Microsoftが「液晶サイズが9型未満のタブレットおよびスマートフォンを対象にWindowsのOEM/ODM向けライセンスを無料で提供」と発表したことから、2014年の夏モデル以降は製品数がどどっと増える可能性がある。
人気の高い8インチクラスにラインナップされたのは「ThinkPad 8」と「VivoTab Note 8」の2種類。2013年秋冬モデルの4機種はスペックや機能面で大きな違いはなかったが、「ThinkPad 8」では1,920×1,200ドット表示に対応したり、「VivoTab Note 8」ではデジタイザーによるペン入力に対応するなど、既存モデルとの明確な差別化が図られている。
「Endeavor TN10E」と「VAIO Tap 11」については、両モデルともフルHD表示対応の11.6型だ。メモリ容量やストレージ性能など基本性能が高いので、付属あるいはオプションのキーボードと合わせて使うことで、Ultrabookのように利用できる。ビジネスを中心とした、生産性が求められる作業にも向いているだろう。