Macらしい体験に触れてみる

Macの醍醐味は写真や動画、文書などについて、簡単な操作で比較的高いクオリティのものを仕上げることができる点だ。

Macを新規購入すると、写真管理・編集のiPhoto、動画編集のiMovie、音楽作りが行えるGarageBandというiLifeアプリ群、そしてワープロ・ページレイアウトのPages、表計算のNumblers、プレゼンテーションのKeynoteというiLifeアプリ群が、それぞれ無料でダウンロード可能だ。これらのアプリ群は、簡単なクリックで非常に見栄えのする作品が出来上がり、楽しんで使うことができるだろう。

Macを新規購入することでiLife、iLifeは無料でダウンロードできる

もちろん業務ソフトやクラウドサービスによっては、動作環境としてWindowsのみが指定されているものもある。また、Officeについても、機能の違いやレイアウトのズレなどの懸念から、Windowsで使いたいという意見も根強い。ただこうしたソフトやサービスへの依存度が低いのであれば、Macが提供してくれる体験は、魅力的だ。

否応無しにパソコンを買い換えなければならず、4月以降増税、為替などで値上がりが予測されるMac。新生活に合わせたMacへのスイッチにチャレンジ意味でも、3月中に購入して準備を早めるとよいのではないだろうか。

松村太郎(まつむらたろう)
ジャーナリスト・著者。米国カリフォルニア州バークレー在住。インターネット、雑誌等でモバイルを中心に、テクノロジーとワーク・ライフスタイルの関係性を追求している。慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)、ビジネス・ブレークスルー大学講師、コードアカデミー高等学校スーパーバイザー・副校長。ウェブサイトはこちら / Twitter @taromatsumura