超短焦点4KプロジェクターはCESで発表され、今夏には米国で発売される予定の製品だが、展示ではこれに加え、ダイニングテーブル上のライトにプロジェクターを内蔵して、テーブルに映像を映し出す、天井のシーリングライトに内蔵したプロジェクターで映像を天井に映し出す、鏡をタッチパネル式のモニタに変える、といったコンセプト製品を紹介。
例えば短焦点4Kプロジェクターで海中の映像を映すと、天井には海の中から見上げた海中の映像が、ダイニングテーブルには海底映像がそれぞれ映り、まるで海中にいるような体験が実現できる。
ビデオメッセージを寄せた平井社長は「人々に感動を生み出す商品を作る道のりは平坦ではない。試行錯誤で革新的な商品が生まれることもあれば失敗もある。しかし、失敗は終わりではない」と指摘。「ソニーらしいといわれるような商品を生み出していくための新たな挑戦」がLife Space UXだと話し、今後さまざまなアイデアで居住空間を生かした新たな製品を開発していく意向を示している。
展示は、東京・銀座のソニービル8階「オーパス」において3月19日から4月13日まで行われており、開催時間は11時から19時まで。約15分のツアー形式で商品を説明する形になっており、見学は無料。