そこでサンディスクが発表する製品が、「サンディスク ウルトラプラス microSDXC UHS-Iカード 128GB」だ。世界最大容量のmicroSDXCカードであり、4月より出荷を開始する。市場想定価格は35,000円前後。
128GBという容量は従来製品の2倍に相当する数字であり、こうした大容量化が可能になったのは、ダイの積層に関する技術革新があったからだとパーク氏は言う。10年前には2層だったダイは、現在ではワイヤ結合のテクノロジーにより16層を実現。それにより、SDカードの容量はこの10年で128MBから128GBにまで増加したのだ。
なお、本製品の読み取り速度は最大40MB/秒で、書き込み速度は「読み込み速度よりも少し遅い程度」だという。