LINEは26日、都内でプレス向けに「LINE Showcase 2014」を開催し、「LINE Creators Merket(ラインクリエイターズマーケット)」「LINE ビジネスコネクト」「LINE電話」の3つの新サービスを発表した。スタンプを送信すればピザの注文も将来可能になるというサービスも含まれている。それぞれどのようなサービスなのか。発表会の模様をお伝えしよう。

LINE 電話など、3つの新サービスがLINEから発表された

LINE Creators Merket

LINE Creators Merketは、自分が製作したオリジナルスタンプを「LINE ウェブストア」上で販売できるサービス。利用には職業、年齢、プロ/ アマチュア、個人/企業を一切問わない。登録・申請は無料で、40種類のスタンプを1セット100円のパッケージで販売できるという。公開は4月頃を予定。対象国は全世界としている。LINE企画チームマネージャーの稲垣あゆみ氏が登壇し、説明を行った。

自分が製作したオリジナルスタンプを販売できる、LINE Creators Merket。LINE企画チームの稲垣あゆみ氏が登壇して概要を説明した

ユーザーはこれまでのLINEスタンプに加え、クリエイターのスタンプも利用できるようになる

登録に必要なのはLINEアカウントのみ。クリエイターの登録、販売スタンプの登録のあと、LINEによる審査を経て、マーケット上に正式展開される。売り上げの50%はクリエイターに支払われる仕組み。3億7千万のユーザーに自作のスタンプが提供できるとあり、大きなビジネスチャンスが期待できる。稲垣氏は「クリエイターには、活躍できる場を提供できる。ユーザーには、新しいスタンプによるコミュニケーションの活性化を図ってもらえる」と、LINE Creators Merketの狙いについて説明した。

クリエイターとユーザーの双方にメリットが期待できる(写真左)。2月26日には、公式サイトがオープンする予定だ(写真右)