初心者にも安心のサポートサービス

本誌を読んでおられるユーザーならば、ここまでのサービスはひょっとしたら不要かもしれない。しかし、あえて紹介したのは、知り合いなどで、Windows XPからの移行に戸惑っている人はいないであろうか。たとえば、実家の両親などが考えられる。もし、古いPCを使っていて、移行に悩んでいることなどは十分ありえる。時間とお金があれば、親孝行を兼ねて手伝ってあげるのもよい方法である。しかし、都合が合わなかったりとうまくいかないこともある。身内ならば、個人情報の塊のようなドキュメントフォルダを見られても、問題ないかもしれない。しかし、友人や先輩となると、好ましくない状況も発生するだろう。

そんなときに、このサービスを思い出してほしい。自分が使うのではない。こういったサービスが必要な人は、少なからず存在するのである(しかも、そういうユーザーがこういったサービスの存在を知らないことが多い)。Windows転送ツールでは対応しきれないようなユーザーに勧めてほしいと思う。危険な状態で古いPCを使い続けることのリスクは、被害が発生してからでは遅いのである。遠隔操作なので、スキルが低くても困ることはない。「おまかせ! 乗り換えサービス for Windows 8」は、最後のセーフネットといえるかもしれない。