まとめ : バリアススタイルのスピード感がビジネスに有効
WT1/Pを試用してもっとも印象に残ったのは、非常によく練られたその変形機構だ。液晶を水平方向にスイーベルさせられるのが実用的で、必要なときにサッと対面の人や隣の人に画面を向けることができる。冒頭の仮面ライダーの話ではないが、とりわけビジネスの現場ではスピード感をもたらすこの機能が、タブレットに変形すること以上に有効と思われる。
デザイン面でも極端な薄軽路線はとらずに、実用性に配慮しながらベストなバランスを探ったように感じられる。年齢や趣味志向を問わず持ち運べる、落ち着きのある外観も好印象だ。しかし、それでいて液晶ディスプレイの解像度はWQHD (2,560×1,440ドット)と強力。デジタル一眼カメラを持つユーザーは一度使うと、フルHD解像度 (1,920×1,080ドット)以下の世界には戻れなくなるだろう。
また、店頭販売モデルである「TH90/P」の価格に二の足を踏みそうなら、WEB直販のカスタマイズモデル「WT1/P」の動向をチェックするのがお勧めだ。時期限定の割引クーポンや随時開催されるキャンペーンがうまくはまれば、購入射程圏に収まるかもしれない。
LIFEBOOK WT1/P | |
Intel Core i5-4200U (1.60GHz) | |
PC3L-12800 8GB (8GB×1) | |
Intel HD Graphics 4400 (CPU内蔵) | |
13.3型ワイド液晶 (2,560×1,440ドット、タッチパネル) | |
500GB SATA ハイブリッドHDD | |
IEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0+HS、1000BASE-T対応有線LAN | |
USB 3.0×2、HDMI、SDカードスロット、92万画素Webカメラなど | |
W320.8×D235×H17.1~19.3mm/約1.59kg | |
約12.5時間 | |
Windows 8.1 64bit | |
148,580円~ (2月19日14時までクーポン適用時) |