アプリ開発に期待をかける
エプソン販売の中野修義販売推進本部長からは、販売戦略について説明があった。同社では、BT-200のターゲット層を個人利用者と業務利用者の両方に設定。他社製のスマートグラスと棲み分けを図る。
同社が期待をかけるのが専用アプリの開発。日本Androidの会にてアプリ開発コンテスト(ハッカソン)を行うほか、メガネ産業の盛んな福井県鯖江市においてもARアプリコンテストの開催を予定する。製品の発売に際しては、様々なプレイベントを行う。例えば「東京パフォーマンスドールAR公演」ではスマートグラス専用シートを用意し、3Dオブジェクトや字幕を舞台シーンの実視野に重ね合わせることで製品の特長をユーザーにアピールしていくという。
販売台数は、今後の3年間で5万台を目標にしている。販売チャネルとしては家電量販店(500店舗)、Web通販などを予定。このほか、全国のパートナー企業とも連携して販売展開していく方針だ。