ハイスペックではないが、トータルバランスが大きな魅力

1.2GHz駆動の決してハイスペックとはいえないプロセッサを採用するものの、画面スクロールやWeb閲覧、地図の表示など基本的な操作でもたつくことはなく、動作はスムーズだ。

ほかの最新タブレットの高速なCPUや高度なグラフィック性能、超高解像度と比較してしまうとどうしてもスペック上は見劣りするように感じてしまうが、動作の軽快さ、身軽さ、ほかにはないスタミナを考えると、かなりバランスのよい端末に仕上がっている印象だ。

横向きで手に持つ場合は円筒形部分が手前にくるように

縦向きで持つ場合は円筒形部分がグリップ代わりになり、楽にホールドできる

横向きで手に持つ場合は円筒形部分が手前にくるように

縦向きで持つ場合は円筒形部分がグリップ代わりになり、楽にホールドできる

7型タブレットは最近の5型クラスのスマートフォンとの使い分けが難しく、一方10型はやはり巨大で普段使いに苦労することもある。そういう意味では、持ち運びもしやすく、トータルバランスに優れた8型のタブレットをチョイスするのも賢い選択かもしれない。

直販価格は25,800円と手ごろな価格設定となっている。Androidタブレットは低価格帯の製品も多いが、この価格と性能ならば見劣りはしない。ボーナスの使い道、あるいはクリスマスプレゼントに、購入するのに最適な端末ではないだろうか。

製品名 Lenovo YOGA TABLET 8
プロセッサ MediaTek MT8125(1.2GHz)
メモリ 1GB
ストレージ 16GB
ディスプレイ タッチ対応1タッチ対応8型ワイドHD(1,280×800ドット)IPS液晶
ネットワーク IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth Ver.4.0
インタフェース Micro USB(OTG対応)、マイク/ヘッドホン・コンボ・ジャック、microSDメモリーカードスロット
カメラ アウトカメラ(500万画素)、インカメラ(160万画素)
サイズ/重量 約W213×D144×H3.0~7.3mm/0.401kg
駆動時間 約16時間
OS Android 4.2(JellyBean)
店頭予想価格 25,800円