右下のメニューから「最新の状態に更新」をタップする。これでPCでの変更がiPhone側にも同期されるのだ。
しっかり同期することができた。画像をタップするとダウンロードを開始する。ダウンロード後はカメラロールに保存したり、メールで送信したり、TwitterやFacebookに投稿したりといった動作をデータ管理BOXから直接行える。
フォルダやファイルの名前は後からでも変更できる。フォルダの右側にあるアイコンをタップすると「名前を変更」「削除」というメニューが表示されるので、「名前を変更」をタップして入力してやればOKだ。
iPhone側での変更箇所はPC側にも反映されるはず……なのだが、今回試したところでは反映まで5分程度と、少し時間を要した。Windowsであれば右クリックから「最新の情報に更新」で変更が反映されるはずなのだが……。
さて、以上がデータ管理BOXの使い方である。実際に使ってみて感じたのは、そのシンプルさだ。シンプルなこと、それ自体はいいのだが、それにしたってちょっとシンプルすぎやしないか。たとえば写真をアップロードする際、アルバムから写真をタップするのだが、このとき複数の写真を一気に選択することができないのは、Dropboxなどと比べて不便に感じる部分だ。
また、ファイルを名前や更新日などで並び替えたりフォルダ内に移動したりといったこともできない。
実はこれ、Android版では全部できることなのだ。iPhone版はOSの仕様上、ある程度の機能制限がかかるのは仕方ないのかもしれないが、できれば今後少しでもそうした機能に対応してくれると嬉しいところだ。特にファイルの複数選択はできるようになってほしい。
とはいえ動作は軽快だし、インターフェースもシンプルでわかりやすいので、簡易版Dropboxといった感じで活用するのは大いにありだと思う。