NTTドコモは11月28日、ストレージサービス「データ保管BOX」のiPhone版の提供を開始した。同サービスはスマートフォンやタブレット、PCからファイルをアップロードし、クラウドを通じて同期できるオンラインストレージサービスだ。これまではAndroid版向けにアプリを提供していたが、今回新たにiPhoneアプリをリリースした。

「データ保管BOX」は、NTTドコモが提供しているサービスではあるが、実は「docomo ID」とパスワードがあればdocomoのiPhoneでなくても利用することができる。ということで今回はauのiPhoneからデータ管理BOXを使ってみることにした。オンラインストレージサービスはすでにDropboxやSugarSyncなどが先行しているが、果たしてそれらと比べて使い勝手はどうなのだろうか。

まずはApp Storeからアプリをダウンロードする。起動するとdocomo IDとパスワードを求められるので、あらかじめ発行しておいたdocomo IDを入力してアプリをスタートする。

こちらが起動直後の画面だ。画面の上に「au」の文字が見えるだろう。ちゃんとauのiPhoneから起動することができた。

アプリ起動後の画面

それにしてもシンプルが画面である。画面上には「マイフォルダ」というフォルダが一つと、「アップロード」「メニュー」の3つだけ。これなら迷うこともなさそうだ。

ここでいうフォルダはWindowsのフォルダと同じ扱いである。「マイフォルダ」をタップすると、マイフォルダの中身が表示され、さらにその中に新規フォルダを作成することもできる。Windowsの操作に慣れていれば戸惑うことはない。