オールアクリル製の水冷用まな板

PrimoChillの「Wet Bench - Black/Carbon」は、水冷向けのテストベンチ(まな板)。プレートの素材はアクリルで、自分で組み立てて利用する。マザーボードベースが水平ではなく、傾斜しているのがユニークな点で、36cm/42cmサイズのラジエータの設置も可能だ。オリオスペックでの価格は19,800円。

PrimoChillの「Wet Bench - Black/Carbon」。組み立てキットだ

マザーボードベースはアクリル製だが、見た目はカーボン風になっている

サイズは50.4(W)×34.3(D)×30.5(H)cmで、E-ATXまでのマザーボードに対応する。製品名から分かるように、水冷向けに特化した作りになっており、ラジエータ、リザーバ、ポンプ用のスペースも用意されている。

まるで家のようなスタイルに。"屋根"部分に基板とラジエータを設置する

"床"部分のプレートにドライブ類をマウント。電源は床下に置く仕組みだ

Haswell版のBRIXが4モデル

"GIGABYTE版NUC"こと「BRIX」に新モデルが登場。CPUがHaswell世代になったもので、Intelの"本家NUC"にはないCore i7搭載モデルまで用意されているのが魅力だ。4モデルがラインナップされており、CPU以外の仕様は共通(TDPはいずれも15W)。各モデルの価格は以下の通りだ。

型番 CPU 価格
GB-BXI7-4500 Core i7-4500U(1.8GHz/3.0GHz) 65,000円前後
GB-BXI5-4200 Core i5-4200U(1.6GHz/2.6GHz) 55,000円前後
GB-BXI3-4010 Core i3-4010U(1.7GHz) 40,000円前後
GB-BXCE-2955 Celeron 2955U(1.4GHz) 30,000円前後

GIGABYTEの新型BRIX。NUCに続いて、BRIXからも待望のHaswellモデルが

Intelの新型NUC(右)との比較。BRIXの方が薄く、HDMI端子も通常サイズだ

本体サイズが107.6×114.4×29.9mmという非常にコンパクトなベアボーンPC。Intelの新型NUCは従来よりも5mmほど薄くなったが、BRIXはそれよりもさらに薄いのが特徴だ。インタフェースは、フロント/リアのUSB3.0が2ポートに増えたほか、フロントにはオーディオ出力も追加された。mSATAのSSDとSO-DIMMのDDR3Lメモリは別売。

新型BRIXのインタフェース。グラフィックス出力はMini DisplayPortとHDMI

内部にはmSATAとSO-DIMMが1スロットずつ。無線LANカードは搭載済みだ