これはいかん、と再び街に出てみることにした。
やってきたのは某コーヒーチェーン。ここで注文したカップの重さをはかるのだ。ショートとトールサイズは明らかに450gもなさそうなので、グランデとベンティを注文する。持ってみると両方ともかなりずっしりだ。果たして何gなのか。
結果は、グランデが449g。ベンティが604gとなった。グランデとiPad Airの誤差は約20g。かなり近いといっていいだろう。iPad Airの重さが知りたければ某コーヒーチェーンのラテのグランデサイズを頼んでみるといい。なお、奇しくもベンティの604gはiPad 2の重さとほぼ同じである。つまり、グランデとベンティの差は、そのままiPad AirとiPad 2の重さの差でもあるのだ。これってすごい偶然じゃない? もしかして、アメリカのビジネスマンが出勤時に某コーヒーチェーンのラテを持って歩いている姿を見て携帯できる重さの参考にした……とか、そんな話はないだろうか。ないよね。でもそういう妄想をしてしまうくらいの偶然にテンションが上がった。
次はたまに友だちとやっているテニスで重さをはかってみる。ひょっとしてラケットが近いサイズなんじゃないかと思ったのだ。
だが結果は自分のラケットが245g、友だちのラケットが324gと、想定よりもはるかに軽かった。うーん、これは外したな。
じゃあカラオケならどうだ。
歌うのに夢中になって何をしにきたのか忘れそうになったが、途中で我に返ってマイクとデンモクを計測。結果はマイクが304g、デンモクが527gという結果に。どちらもiPad Airに近い重さとは言いがたい。マイクはむしろiPad miniとほぼ同じ重さだ。なかなかiPad Airと同じ重さのものを探すのは難しい……。