ソフトバンクは19日、携帯電話の卸売大手の米ブライトスターを買収すると正式発表した。米国子会社への投資を通じてブライトスターの全株式を取得する。買収完了後、同社はソフトバンクの子会社となる。投資額は約1,247億円。
ソフトバンクはブライトスターを子会社化することで、携帯端末の調達規模を拡大し、米国での事業基盤の拡大させたい考え。同社は、移動通信分野に特化した卸売り業を世界的に展開。携帯端末やアクセサリ類の卸売り、携帯端末の物流・在庫管理、携帯端末にかかる保険、買戻し、下取り、マルチチャネル販売、エンドユーザー向けのファイナンス等のサービスを世界125カ国以上で提供している。
買収に当たっては、米国子会社に約1,247億円を投資。うち約1,094億円と米国子会社株式を対価としてブライトスターの全株式を取得する。ソフトバンクは、ブライトスターの親会社となる米国子会社の議決権および普通株式を約57%間接的に所有することになり、ブライトスターを子会社化する予定。