販売そのものよりもWindows 8など新OSの使い方や新たなユーザー体験をデモすることにより、次に買い換えるPCもWindowsを、とアピールする場として展開を行っているようだ。同店舗のようにショッピングモールに出店するのもショッピングのついでに立ち寄ってもらうことを考えているのだろう。このあたりは販売にも力を入れているApple Storeとは大きな違いだろう。
ちなみに店内の奥にはイベントスペースも用意されており、平日の夜や週末にはWindowsの操作セミナーなどが行われている。このほか、最近話題の3DプリンターをWindows PCに接続してデモを行うなど、PCを使った総合体験などを学生向けに展示していた。
このように販売拠点と言うよりもショールーム的な存在であるMicrosoft Storeだが、今年の6月に家電量販店のBest Buyと提携。全米600以上のBest Buy店舗内にMicrosoft Storeを展開する予定だ。Best Buyへの出店はWindowsのデモと店内でのPC販売増という複合効果を狙ったもので、これから登場予定のWindows 8.1の拡販にも効果があるだろう。最新のMicrofoft製品が体験できるMicrosoft Store、アメリカに行った際にはぜひ立ち寄りたい。