筆者はめったに車を運転することがないので道の色にはすぐ慣れそうだが、車の運転でGoogle Mapsをナビ代わりに使っていた人はこの変更はちょっと大変なんじゃないだろうか。これまで色で直感的に道路を判断していたのが、がらりと変わるならまだしも、一つずつズレて変更されてしまったのだから……。「ええと、この道はオレンジだから国道か……あっ、高速道路なんだった!」というような事態が頻発しそうである。

ただまぁこれは結局のところ慣れの問題なので、時間と共に混乱は落ち着いていくだろう。

いきなり否定的な意見から入ってしまったが、他の変更点はどうだろう。

「周辺のスポット」としてカテゴリ検索機能が追加

タップするとカテゴリごとに地元で人気のお店を紹介してもらえる

まずは強化された周辺スポットのナビゲーションだ。通常、地図から何か施設を探すときは検索窓をタップしてキーワードを入力するが、その際、「周辺のスポット」という新しいカテゴリ検索機能が追加された。

かなり細かくジャンル分けされている

クチコミも参考になる

タップすると、さらに「食べる」「飲む「買う」「遊ぶ」「泊まる」といったカテゴリが出てくる。ここで、たとえば「食べる」をタップすると、「居酒屋」「レストラン」「ラーメン」といったサブカテゴリが表示され、そこにお店のリストが並ぶのだ。旧バージョンでもお店の情報を見ることはできたが、カテゴリ別に整理されるとより導線がはっきりして使いやすい。特に土地勘のない場所に行ったときなどは役立つ機能だろう。