このほかにも、一般のクリエイターが創作した意欲的なハンドメイド作品が多数展示されていた。
ファンをつくること
記者説明会後には、NTTドコモの神谷大氏が囲み取材に応じた。「今後はリアル店舗での販売も考えていきたい。ドコモショップやスマホラウンジなどで、作者自ら実演販売できる場をつくれれば」と神谷氏。これは「見ず知らずの人が手がけた作品を購入するのは、若干ハードルが高い」との持論に基づくもの。対面販売などを通じて作者とコミュニケーションを図ることができれば、購入者も安心できるというわけだ。
「ファンをつくることが大事。クリエイターのファンなら、リピーターとして次の作品も購入してくれる」と神谷氏。イニシャルを入れる、あるいは特注のカラーで作品を作るなどオーダーメイドに応じることでも、ファンを増やしていけるのではと説明した。
またNTTドコモならではの取り組みとして、オリジナルスマホケースを作成する秘策も明かした。「発売前に新製品のスマートフォンの寸法が分かっているのは、NTTドコモと製造メーカーだけ。あらかじめクリエイターの方たちにモックを配り、ケースの制作をお願いすれば、発売日に個性的なスマホケースをドコモショップに並べることもできる」と話した。