Workload詳細 - Storage
Storageでは9種類のアプリケーション(うちPhotoshopのみ、LightとHeavyの2種類のシナリオあり)それぞれについて、アプリケーションの動作を模した形でRead/Writeを行なう。アクセスはSequential/Randomが混在する形で実装されている(細かいデータはWhitepaperに示されているので興味ある方は参照されたい)。結果はそれぞれの所要時間(Photo25)という形で示されているが、実際はもう少し色々なデータが取得できるようになっている(Photo26)。
Workload詳細 - Application
Applicationはそれぞれ実際のアプリケーションを使ってシナリオを実行する所要時間をそれぞれ計測する。具体的には、例えばMicrosoft Wordの場合、
- Wordを立ち上げる
- 編集元ドキュメントを開く
- 編集先ドキュメントを新ウィンドウで開く
- 編集元から大きめの分量のドキュメントをコピーして編集先ドキュメントにペースト
- 新しいファイル名をつけて編集先ドキュメントをセーブ
- 編集先ドキュメントのウィンドウを広げる
- 編集先ドキュメントの上でカットアンドペーストを繰り返す
- 編集先ドキュメントをセーブ
- 編集先ドキュメントに文章をキーボードから挿入(をエミュレート)
- 編集先ドキュメントをセーブ
- 編集先ドキュメントに画像を挿入
- 編集先ドキュメントをセーブ
といったシナリオが用意されており、それぞれの段階の所要時間が全部計測され、最終的にこれの相乗平均を取ることで平均処理時間が算出される(Photo27)。