Workload詳細 - Storage

Storageでは9種類のアプリケーション(うちPhotoshopのみ、LightとHeavyの2種類のシナリオあり)それぞれについて、アプリケーションの動作を模した形でRead/Writeを行なう。アクセスはSequential/Randomが混在する形で実装されている(細かいデータはWhitepaperに示されているので興味ある方は参照されたい)。結果はそれぞれの所要時間(Photo25)という形で示されているが、実際はもう少し色々なデータが取得できるようになっている(Photo26)。

Photo25: どのテストもデフォルトで3回づつ繰り返す関係で、SSDを使ってもこのテストには1時間以上を要する。

Photo26: これはWorld of Warcraftのテスト詳細。58.5secという結果はtotal_runtimeの数字。

Workload詳細 - Application

Applicationはそれぞれ実際のアプリケーションを使ってシナリオを実行する所要時間をそれぞれ計測する。具体的には、例えばMicrosoft Wordの場合、

  1. Wordを立ち上げる
  2. 編集元ドキュメントを開く
  3. 編集先ドキュメントを新ウィンドウで開く
  4. 編集元から大きめの分量のドキュメントをコピーして編集先ドキュメントにペースト
  5. 新しいファイル名をつけて編集先ドキュメントをセーブ
  6. 編集先ドキュメントのウィンドウを広げる
  7. 編集先ドキュメントの上でカットアンドペーストを繰り返す
  8. 編集先ドキュメントをセーブ
  9. 編集先ドキュメントに文章をキーボードから挿入(をエミュレート)
  10. 編集先ドキュメントをセーブ
  11. 編集先ドキュメントに画像を挿入
  12. 編集先ドキュメントをセーブ

といったシナリオが用意されており、それぞれの段階の所要時間が全部計測され、最終的にこれの相乗平均を取ることで平均処理時間が算出される(Photo27)。

Photo27: これはMicrosoft Officeの実行結果。

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