最新の新FINAL FANTASY XIVも快適!
試用機の構成は、AMD A10-6800K APUに8GBのメモリと1TBのHDDを組み合わせた、「NEXTGEAR-MICRO am500」の標準構成だ。価格79,800円の構成だということになる。このままでどれくらいの力があるのかを確認してみよう。
まずWindowsエクスペリエンスインデックスの結果だが、プライマリハードディスクの項目がHDD搭載機では標準となる「5.9」に収まっているものの、ほかが軒並み7点台と好成績が出ている。PCMark 7、3DMark 11のスコアもよく、価格の割にはかなりよい動きをしてくれているという印象だ。
■PCMark 7 | |
Overall | 2916 |
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■3DMark 11 | |
Overall | P4694 |
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ゲームの快適さについては、重量級ゲームの代表としてこの夏正式版が登場する「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア」のベンチマーク「FINAL FANTASY XIV:A Realm Rebron ベンチマーク ワールド編」で測ってみよう。フルHDのウィンドウモードで、3種の描画品質で実施してみた。
標準品質で「とても快適」というスコアが出ているが、最高品質でも「快適」と出ており、どの品質でも気持ちよく遊べそうなことがわかる。実行中の描画を見ていても、もたつきはなくゲームに集中できそうだ。
BTOでこだわりのカスタマイズや周辺機器同時購入も楽しい
すでにキーボード等のカスタマイズができることは紹介したが、もちろん内部構成もBTOメニューから選択可能だ。CPUとグラフィックス機能は固定だが、そのほかの大部分が変更できる。
試用機では8GBのメモリを搭載していたが、16GBへの増量も可能。HDDだけでなくSSDを搭載することもできるから、Windowsの起動やゲームの読み込み等を高速化したい場合にはツインドライブ構成にするとよいだろう。HDDは3TBまで選択肢があるから、大容量データ保存をしたい人でも心配はない。もちろん、HDDを2台搭載する構成にも対応可能だ。
光学ドライブは試用機にはDVDスーパーマルチドライブが搭載されていた。これもブルーレイコンボドライブや、ブルーレイディスクドライブにアップブレードできる。電源は標準の500W電源から、同じく500Wながら80PLUS GOLDのものにしたり、1000Wのものにして余裕を持たせるのもよい。
もちろんMicrosoft Officeをプリインストールしたり、マウスコンピューターが扱っているディスプレイと同時購入したりというメニューも用意されているから、購入時にどういう使い方をしたいか、手持ちのものと入れ替えて新調したい機器はなにかとよく考えてから購入するのがお勧めだ。
手頃な価格でもしっかりゲームに対応する実力を持ったマシンだけに、初めてゲーミングPCを購入してみようという人にもちょうどよい。ゲーミングPCとしては小ぶりで、部屋に置きやすいだろう。また、最新ゲームに対応できる性能を持っているということは、ほかの用途でもたいてい困らないだけのハイスペックだということになる。高性能なPCは欲しいけれどなるべく予算は抑えたいという人にお勧めしたいマシンだ。
■試用機のスペック | |
型番 | NEXTGEAR-MICRO am500BA4 |
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CPU | AMD A10-6800K APU |
チップセット | AMD A75 FCH |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 1TB HDD |
光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
グラフィックス | AMD Radeon HD 8770 |
ネットワーク | 1000Base-T/100Base-TX/10Base-T |
インタフェース | USB3.0ポート×3、USB2.0ポート×8、DVI-Iポート×1、DVI-Dポート×1、DisplayPort×1、17メディア対応マルチカードリーダー |
サイズ/重量 | W196×D430×H417mm/約10.1kg |
OS | Windows 8 |
付属品 | ACアダプター、保証書等 |
価格 | 79,800円 |