下の写真がタイムシフト録画領域に記録されている番組を表示する「過去番組表」だ。チャンネル表示の横には、タイムシフトマシン設定でチャンネル指定の際に付けられたマークが表示されている。通常録画用のチューナーを使用したタイムシフト録画には、マークは付けられない。

「過去番組表」

番組を選択した状態でリモコンの再生ボタンを押すと,その番組がダイレクトに再生される。「決定」ボタンを押した場合には「番組説明」が表示され、そこから番組を「見る」、あるいは「保存する」のオプションを選ぶことができる。「保存する」を選んだ場合、タイムシフト録画領域から通常録画領域、あるいは光学メディアに番組がダビングされる。この時、マジックチャプター機能を利用することも可能だ。マジックチャプターは、番組の本編とCMの間、シーンの切り替わる場所などに自動的にチャプターマークを入れる機能だ。ただし、マジックチャプターを使用すると、ダビングは等倍の速度で行われることになる。

「保存する」を選ぶとタイムシフト領域の番組をダビングできる

AVC高画質モードで録画した番組のダビングには、録画時間の約50%の時間が必要だ

タイムシフト録画領域から通常録画領域へのダビングには、AVC高画質モードで録画された番組では録画時間の50%程度、BS放送をDRモードで録画した番組では録画時間の70%前後の時間が必要だった。

「DBR-M490」のリモコン

リモコンの「サブメニュー」ボタンを押すと、そのときの状況に応じた「サブメニュー」が表示される。過去番組表を表示した状態でのサブメニューは下の左の写真のようになる。表示する日付の切り替えと番組検索、表示と文字サイズの変更が可能だ。

表示させるチャンネル数は、8chまで増やすことができる。今回使用しているテレビは20V型と小さいため6ch表示のままで進めていくが、サイズの大きいテレビを使用している場合には、全チャンネルが表示できる8ch表示にしたほうが使いやすいだろう。過去番組表での「番組検索」は、番組表で行う番組検索と同様の機能だ。

過去番組表でのサブメニュー

大きいテレビでは8ch表示にしたほうが使いやすい

さて、過去番組表のスクロールさせようとすると「データ取得中です。しばらくお待ちください」と表示され、次の画面が現れるまでに数秒のタイムラグが発生する。過去番組表だけで望みの番組を探すのは少々ストレスがたまるだろう。ここで役に立つのが「レグザ Z7」シリーズでも採用されていた「ざんまいプレイ」だ。

「過去番組表」のスクロールさせると、少々待ち時間が発生する

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