山本さんが「これでデートのときにイヤホンを片方貸さなくても、二人で一緒に同じ音楽を聞けますね」とコメントすると、今田さんは「合コンでも利用できる。山本くん、そういう会を開きなさいよ」と話し、山本さんに合コン開催の打診をしていた。

複数の端末で同時に音楽を共有できるグループプレイ(写真右)。同時に鳴らせば、音楽の厚みが増すという

GALAXY Note IIではSペンを画面に近づけるだけでプレビューが利用でき、好評だった。GALAXY S4では、同じことを指先で行うことができるようになった。この「Sプレビュー」と呼ばれる機能、例えばアルバムアプリを開いたときには、指を近づけるだけでフォルダの中身を確認することができる。また、スケジュールアプリ「S プランナー」で利用すればスケジュールを「開いて・閉じて」という作業を繰り返さなくても、手軽に予定が参照できる。

S プレビューの利用イメージ。「清潔好きで、画面が汚れるのが大嫌い」という今田さんは、画面を触らないで済むS プレビュー機能をいたく気に入った様子だった

「S ジェスチャー」は、画面を触らずに各種操作が行えるという機能。ギャラリー閲覧時には端末の上で手を左右に振るだけで画像の切り替えができ、Webサイトの閲覧時には画面のスクロールが行える。電話の着信時に手を左右に振ると受話し、自動でスピーカーフォンが起動する。これにより、両手に物を持っているようなシチュエーションでも気軽に通話を楽しむことができる。

舞台上ではS ジェスチャーで受話するデモが行われた。本機能を利用すれば、両手が塞がっていても音声着信に対応できる

「スマートポーズ」では動画の視聴中に画面から目線をそらすと、再生が自動で一時停止する。また「グローブフレンドリー」機能では、手袋をはめた状態でもタッチパネルの操作が行える。これら一連の機能について、今田さんは「画面を直接手で触らなくても、やりたい放題ですね」と興奮気味に話していた。

スマートポーズを試す今田さん(写真左)。「これからはずっと手袋をはめてスマートフォンを利用します」と話し、笑いを誘っていた

「ストーリーアルバム」は、撮影した写真をフォトアルバム風にレイアウトできる機能。有料で製本するサービスにも対応している。舞台では、内田さんお手製のストーリーアルバムが披露された。

日常生活のワンシーンを切り取った、内田さんのストーリーアルバム(写真左)。有料でフォトアルバムを製本するサービスも利用できる(写真右)

「S ヘルス」機能では、温度計・湿度計などのセンサーにより現在の環境の快適レベルを確認でき、万歩計・高度計などのセンサーにより歩いた距離や高低差、消費カロリーなどを計算できる。ユーザーの健康管理を目的にしている機能だ。

GALAXY S4では搭載されている9つのセンサーにより、ユーザーの健康管理を目的にしたS ヘルス機能が利用できる

このほか、スマートフォンがはじめてというユーザーにも安心して利用できる、シンプルUIの「TouchWizかんたんモード」も用意した。