川崎駅を過ぎ、鶴見市場を越え、鶴見駅が見えてきたところで、Oさんがついにギブアップした。
「もうダメだ。鶴見から電車で帰ろう」
……賛成である。
18時過ぎ。タブレットと人間でバッテリー勝負をするという不毛な対決は、こうして「AQUOS PAD」の圧勝で幕を閉じたのだった。ちなみに歩いた距離は約31km、消費カロリーは約3,800キロカロリーであった。
それにしても驚くべきは、画面を表示し続け、GPSを使い続けてもまだ余裕のあるIGZOディスプレイの省電力ぶりだ。タブレット端末のバッテリーに悩むことが多い人にオススメである。
結局、目標としていた海には到達できなかったが、代わりに鶴見駅前のお店で沖縄料理を堪能したので、"沖縄の海には行けた"ということでひとつ。