――「Shiny Blue」の歌詞はどのような内容になっていますか?

小倉「迷っていることや大変なことがあっても、前に進んで、思いっきり踏み込んじゃえ! 飛び込んじゃえ! っていう前向きな曲ですね。すごくポジティブな歌詞になっています」

石原「曲調は爽やかなんですけど、歌詞はどちらかというと"胸熱ソング"だと思います。踏み出す勇気ってなかなか難しいことだと思うんですよ。行動したくてもできないことってけっこうあるじゃないですか。その背中を押してくれる歌詞になっていて、大変なことがあっても、この曲を聴けば"頑張ろう"って気持ちになれる、本当に熱い歌詞だと思います」

――「君のYELL」に続いての応援歌ともいえそうですね

小倉「そうですね。ただ今回の曲は『~聖魔導物語~』というゲームの主題歌で、ゲームのキャラクターたちが大冒険していく中での出来事が描かれているので、聴いている方を応援するというよりは、自分たちを奮い立たせているという感じが強いかもしれません」

石原「私は、誰かが頑張っているのを見ると自分も負けていられない! って思うタイプなんですけど、こういう方ってけっこう多いのではないかと思うんですよ。そういう意味では、直接的に誰かの背中を押すのではなく、私たちが頑張っている姿を見て、いっしょになって頑張ってほしい……そんな想いのこもった曲になっています」

――歌詞の中で気に入っているところはありますか?

小倉「私はサビ前の『答えなど 知らなくて いいんだ まっすぐ 進めば』というところが好きです。サビに向かう勢いもあって、何かグイッと引き寄せられる感じがするんですよ。私はけっこう迷っちゃうタイプなので、力強く前に進んでいく勢いがあるのってすごくうらやましくて……だから、この歌詞は自分も引っ張られている感じがしてすごく好きです」

石原「全部好きなんですけど(笑)、ひとつ挙げるとすると『あきらめない 輝く場所 たどり着くまで』ですね。フレーズはすごくカッコいいですけど、あきらめずに進むのってすごく難しいことだと思うんですよ。あきらめるのって簡単じゃないですか。でも、"輝く場所"に向かうという目標があるからこそ、いろいろなことを乗り越えていける。私自身がいつも思っていることでもあるので、すごくこの歌詞には共感できます」

――石原さんの輝く場所はどこでしょう?

石原「どこなんでしょうね……秘密です(笑)」

小倉「秘密なんだ(笑)」

石原「秘密(笑)。でもちゃんとありますよ。場所ではないんですけど、こういう人になりたいなっていう目標はあるので、そこに向かって頑張っています」

――小倉さんはいかがですか?

小倉「いろいろな意味ではあると思いますが、具体的にはわからないです……でも私も、こんな人になりたいとか、こんな生活をしたいなっていう目標はあります(笑)」

(次ページへ続く)