では両者を合体させてみよう。

こうやって

合体成功!

背面が少し盛り上がる

合体といっても別に特別なことをやるわけではなく、Stationの巨大ドックにPadFoneを重ねて差し込むだけ。ぐっと押し込むとStation本体がブルっと振動する。これが合体成功の合図である。

PadFoneの画面がそのままタブレット側に表示される

すると、それまでPadFone側に表示されていた画面が1秒程度でStationの画面に切り替わる。複雑な手続きも必要なし。本当にただつっこむだけで完了だ。

Stationの操作にも不満点は特にない。というよりも、PadFoneの画面をStationで表示しているだけなので、メモリやCPUなどはそのままPadFoneのものを引き継いでいるのだ。もともと十分なスペックを持っているので、画面が大きくなっても操作感は快適である。

PadFoneとStation両方の充電状況がわかる。ドッキング状態ではPadFoneを優先して充電するモードも選択できる

PadFoneを縦につっこむとStation側では横になる。何だかややこしいが使用上の問題はない

Stationでもカメラアプリが使える。ただしデフォルトでは、本来縦向きになっている画面の"真ん中だけを拡大して横向きに見せかける"というややこしい処理を行なっているので、本来の1300万画素をすべて使いたいならメニューから設定を変更する必要がある

タブレットだけどフリック入力も使える

十分遊んだところで、そろそろPadFoneを外すか……そう思って指をかけたところでふと思った。