PadFoneは、Android4.1.1にクアッドコアCPU、メインメモリ2GBを搭載したSIMフリーのスマートフォン。4.7型のスクリーンで重さ135gというスペックは現行のスマートフォンの中でも高レベル。普通に生活する上では必要十分な性能だ。7万9,800円という価格は少々お高く感じるが、タブレットもついてくることを考えればかなりお得感がある。

背面はザラッとした手触り

サイドには電源と音量ボタンのみと非常にシンプル

iPhone5と比較するとPadFoneの方が一回り大きい

キャリアが関係ない分、余計なアプリも少なめ

失礼ながらちょっと意外だったのは、PadFoneを手で持った質感が非常に良かったことだ。加工された背面の手触りは快適で、デザインはシンプルかつ洗練されている。SIMフリーということもあり、余計なプリインストールアプリがごちゃごちゃついてこないことも好印象だ。"大人のスマートフォン"というイメージである。

続いてStationの方を見てみよう。

ザ・シンプル

背面に見慣れないタイプのドックが

iPad2と大きさ比較

こちらも見た目はものすごくシンプルだ。10インチ型タブレットなので、最近個人的に主力にしている7インチ型と比べると大きいが、その割にはやたらと軽い。

その理由はもちろん、このStationがそれ自体では動作しないディスプレイだから。背面にはPadFoneをつっこむための大きなドックがあり、ここが盛り上がっているため画面を上にして置くと少しグラグラしてしまう。実際に使う際はスタンドを使うといいだろう。