そして「常識を打ち破る」(加藤社長)と紹介されたのが「MEDIAS W N-05E」。4.3インチ540×960(QHD)の2枚の液晶を搭載した製品で、折りたたむと正面と背面に液晶が配置される構造で、開くと2画面を使って5.6インチの大画面として利用できる。画面を分割し、片方で動画像を表示しつつ、Webサイトの閲覧やTwitterなどのSNSを利用する、といった使い方もできる。好きなアプリをそれぞれの画面に表示することはできないが、「これまでにない使い方を提案」(同)する端末で、加藤社長は「チャレンジングなモデル」とアピールする。

2画面を搭載したスマートフォンMEDIAS W

2つの液晶で大画面スマートフォンとしても使える

折りたたむと細身のスマートフォン

背面液晶はオフになる

画面下全体をキーボードにして文字入力もできる

縦にしたところ

2画面での動画再生

片側だけで動画再生することも、同時に同じ動画を両面で再生することもできる

アプリは限定されるが、画面ごとに別のアプリを表示することも可能

なお、すでに発表済みのスマートフォン for ジュニアも春モデルとして位置づけられている

春モデル12機種は、各地のスマートフォンラウンジで先行展示する

テレビやタブレットでドコモサービスを利用できるスマートホーム

ドコモはこれまで、スマートフォン向けのコンテンツサービスとして、「dマーケット」で「dビデオ」「dアニメストア」などを提供しているが、基本的には携帯回線を搭載したスマートフォンやタブレット向けだった。こうしたコンテンツを家庭の機器で利用できるようにしたのが新サービス「ドコモ スマートホーム」。同サービスの一環として提供するのが、10.1インチHD液晶を搭載したタブレット「dtab」だ。携帯回線がない無線LAN搭載モデルだが、dマーケットのサービスを利用できるようにしている。

スマートフォンのコンテンツを家庭で、家庭のコンテンツをスマートフォンで、それぞれ楽しめるようにする「ドコモ スマートホーム」

dtabとdstickでスマートホームを実現する

dtabは10.1インチの無線LAN対応タブレット

スマートフォン契約があれば、同じdocomo IDで利用可能