新機能の重複排除圧縮機能を試す
さて、3.5の新機能の重複排除圧縮機能を試してみたい。イメージの作成の際の図6において、[重複排除圧縮]にチェックを入れる(図14)。
このままでもよいが[重複排除の構成]で、さらに設定を行ってみよう(図15)。
[重複排除レベル]は「最高」にしてみた。多少、時間はかかるが重複排除率が高まる。また、[一時作業フォルダ]はバックアップ元以外のボリュームを選択した。あとは、通常のイメージ作成と同様である。実際にイメージを作成したら、3.16GBとなった。通常圧縮の67%となった。この結果からみても、イメージファイルのサイズ減少には、大きな効果が期待できるだろう。イメージバックアップは、対象となるHDDやボリュームのほとんどのファイルがバックアップ対象となる(除外されるのはページファイルなどがある)。したがって、ファイルサイズは大きくなりやすい。多少、時間はかかるが、場合によっては使いたいオプションといえるだろう。