イメージからの復元

まず、もっとも簡単な復元方法であるが、イメージをマウントする方法である。図2のメイン画面から[イメージのマウント]を選ぶ(図10)。

図10 イメージのマウント

ドライブ文字を指定し、[OK]をクリックする。あとは、エクスプローラが起動し、普通のファイルやフォルダと同じように扱える。

図11 マウントされたイメージ

ドキュメントフォルダの特定のファイルを失ってしまった場合などに利用するとよいだろう。そして、もっとも被害の大きいともいえるOSが起動しなくなってしまった場合である。この場合には、製品ディスクか作成したリカバリディスクから起動を行い、復元作業となる。

図12 製品メディアからの起動メニュー

3.5では、64bitリカバリ環境も追加された。実際に起動すると、図13のようになる。

図13 Windows PE復元環境

Windows PEは、必要最小限の機能で構成されるWindowsシステムである。ネットワークなども利用できる。図2のメイン画面と変わらない操作ができるが、ここでは[イメージの復元]を選ぶことになる。あとは、画面の指示に従うだけである。