GH3の目玉機能のひとつが、Wi-Fi機能(IEEE802.11b/g/n)だろう。iPhoneやAndroid端末に「LUMIX LINK 2.1」以上をインストールすることで、端末から絞りやISO、シャッタースピード、ホワイトバランス、シャッター、ズームなどをリモート操作して撮影が行える。SNSへの画像アップロードやシェアも行えるが、これはカメラからではなく、LUMIX LINK 2.1をインストールした端末から行うようだ(※)。Twitter、Facebook、mixi、Flickr、Picasa、YouTubeなどに対応。ちなみに、LUMIX LINK 2.1は、「Google Play」または「App Store」より無料でダウンロードできる。

※今回お借りした試用機は、Wi-Fi仕様が開発途中のものだったため、すべての機能を試すことができなかった。

Wi-Fi機能を使って、カメラ内の画像をスマートフォンに送る場合のプロセス

このほかにも、パナソニックが運営する写真共有・同期サービス「LUMIX CLUB PicMate 」を使って、撮影した写真をPCや端末に自動転送したり、Wi-Fi接続されたDLNA対応テレビ「VIERA(ビエラ)」に写真を転送して大画面で楽しむといったことも可能だ。

手動接続を選択した場合は、Wi-Fiネットワーク一覧が表示されるので、目的のアクセスポイント(SSID)を選び、パスワードを入力する

Wi-Fi機能の利用中は、インジケーター(接続状態を示すランプ)が青く点灯する

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