なんとマイクロでオンボードCPU
MSIの「C847MS-E33」は、Celeron 847(1.1GHz/デュアルコア)をオンボード搭載したマザーボード。この製品、面白いのはマイクロATXフォームファクタであること。今まで、同CPUを搭載したマザーボードはすでに数モデル出ていたが、これらは全てMini-ITXだった。拡張スロットが足らないユーザーには良さそうだ。価格は8,000円前後。
マイクロATXでも同じように安価で、しかもファンレスというのは嬉しいところ。拡張スロットは、PCI Expressがx16とx1、PCIが2つという構成になっており、CPUパワーさえ必要でなければ、通常の用途としては十分。いまどきのPCとして、USB3.0がないのはちょっと残念なところではあるが、この価格を考えれば、そこは割り切るべきだろう。
純正コントローラ採用の新型SSD
Intelの「DC S3700」は、自社製コントローラとファームウェアを採用したデータセンター向けSSD。長期間の5年保証で、5年間毎日ドライブの全領域に10回書き込んでも大丈夫という高い耐久性が自慢だ。従来の710シリーズからは、SATAが3.0になったほか、高速化と低コスト化も図られている。
入荷したのはPC DIY SHOP FreeTで、スペックや販売価格は以下の通り。なお、取材の時点で発売が確認できたのは400GBモデルのみで、100GB/200GBモデルは近日入荷予定。800GBモデルのみ、取り寄せの扱いとなる。
データ容量 | 100GB | 200GB | 400GB | 800GB |
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シーケンシャルリード | 500MB/秒 | ← | ← | ← |
シーケンシャルライト | 200MB/秒 | 365MB/秒 | 460MB/s | ← |
ランダムリード(4K) | 75000IOPS | ← | ← | ← |
ランダムライト(4K) | 19000IOPS | 32000IOPS | 36000IOPS | ← |
販売価格 | 22,480円 | 44,800円 | 89,480円 | 178,480円 |
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