しかし、困った、なんて説明すればいいのか。うーん。

「……Wordで作れば?」

「なんでよ!」

怒られてしまった。

まぁ無理もない。いやWordだってちゃんと使えば年賀状は作れるのだけど、筆者がKindleにインストールしたOffice編集アプリでは、どうやら外部からの画像の貼り付けなどができないようなのだ。やはりアプリなのでフルパッケージの使い勝手には遠く及ばないのか。

他にも色々と調べてみたのだが……結局、アプリもないわ、Flashもないわ、プリンタも使えないわで、mixi年賀状(mixi内で年賀状のデザインと宛先を指定すると送ってくれるサービス)がベストという結論に至った。他に方法があったら教えてください。もう時期的に遅いかもしれないけど。

色々検討した結果……

ブラウザだけで年賀状を作って送信できるmixi年賀状の便利さに今さら気づく

ってなわけで、最後の最後でこんな苦労することになるとは思わなかったが、何とか4日間のKindle生活をやり遂げることができた。お疲れ様Kindle、そしておかえりマイPC。

事前に思っていたよりちゃんとした人間的・文化的な生活が送れたのは、間違いなくAmazonの驚異的な品ぞろえと、Kindleのポテンシャルのおかげなのだけど、その一方で本格的に仕事をするにはソフト面、ハード面ともにまだまだ厳しいという印象は拭えなかった。

もしも今後、同じようにKindle生活をしてみようという人が万が一いらっしゃったら、本稿が何かの参考になれば幸いである。

人はKindleとAmazonだけで生きていけるのか(1日目)
人はKindleとAmazonだけで生きていけるのか(2日目)
人はKindleとAmazonだけで生きていけるのか(3日目)