BenQの最新液晶ディスプレイを紹介

REGIONAL MEDIA MEETING 2012, SINGAPOREでは、そのXL2420Tなどのゲーミングディスプレイをはじめとする、BenQの最新液晶ディスプレイが紹介されたほか、近年ホームエンターテイメントの分野で再評価されているプロジェクタ製品群の最新製品も見ることができた。

24型XLシリーズの最新モデル「XL2411T」

国内発売中で評価も非常に高い「XL2420T」

まずは液晶ディスプレイで、最新の製品として今回実機が披露されていたのが24型フルHDのゲーミングディスプレイ「XL2411T」だ。XL2420Tと同じXLシリーズのディスプレイで、映像入力端子などが削減されたモデルとなるが、新モデルということで液晶パネル性能などはXL2420Tに匹敵し、一部上回るスペックも備えている。

XL2411Tの主な仕様をまとめておくと、ディスプレイサイズは24型ワイドで解像度は1920×1080ドット。バックライトはLEDで、パネルタイプはTNだ。輝度は350cd/平方m、コントラスト比は1000:1(DCR時12M:1)。視野角は左右170度、上下160度。垂直リフレッシュレートは120Hzで、NVIDIA 3D Vision 2にも対応している。応答速度は1ms(G to G)で、XL2420Tの2msよりも高速だ。

スタンドは90度ピボットに対応し、スウィーベルが左右45度、チルトが-5~20度、高さ調節は130mmで、XL2420Tよりスウィーベル幅が改良されている。本体はVESAマウント対応。映像入力端子はD-Sub×1、DVI-DL×1、HDMI×1。消費電力は動作22Wで、セービング時0.5W。本体サイズはW570×D222×H431mm。

次ページ液晶(DLP)プロジェクタの最新製品