Shuttleが家庭用NASに参入

Shuttleから初のNAS製品「KD20」が発売となった。Shuttleらしいスタイリッシュな外観を備えたモデルで、3.5インチHDDを2台内蔵可能。ベアボーンキットで培った技術を採用したとのことで、静音性の高さも特徴だという。価格は16,000円前後と、2ベイの家庭用NASにしては比較的安価だ。

アルミとプラスチックの素材を組み合わせた外観はスタイリッシュ

背面の冷却ファンは、45℃を超えた時にだけ回転するという

4TBのHDDに対応し、最大容量は8TB。JBOD、RAID 0/1をサポートしており、ホットスワップにも対応する。フロントには、USB3.0ポートとSDカードスロットを備え、USBメモリやSDカードを挿入したときに、自動的にバックアップを行う機能もある。

フロントのUSB3.0ポートとSDカードスロットは、自動バックアップに使える

ホットスワップにも対応。HDDはこのケースに格納してスロットに入れる

また、iOS/Android用の専用アプリ「OMNINAS」を提供。外出先からでも、スマートフォンやタブレット端末を使って、NAS内のメディアを再生したり、ファイルをダウンロード/アップロードすることが可能だ。

コントローラに関して、スペック表に記載はないが、データ転送速度は、リードが75MB/sでライトが55MB/s。そこそこのスペックであるが、機能と価格を考えれば、コストパフォーマンスは非常に高いと言えるだろう。