アルミパネルが11枚重ね

先週に引き続いて、今週も、COMPUTEX TAIPEIで注目を集めたPCケース新製品が登場。IN WINの「H-FRAME」という製品で、その斬新なデザインが目を引くが、これは奇抜なだけではなく、案外実用的なミドルタワーケースである。価格は40,000円前後。

IN WINの「H-FRAME」。カラーはシルバーとブルーの高級感のある仕上がり

フロントのインタフェースはこちらに。USB3.0ポートも出ている

真ん中を切り抜いたアルミパネルを重ねたという、ちょっと変わった構成のPCケース。文章では説明しづらいので写真を見て欲しいのだが、ケース本体には9枚のパネルが使われており、その両側からサイドパネルが蓋をする形だ。見て分かるように隙間だらけなので、オープンケース並みの通気性が確保されている。

この通り隙間だらけ。基本的にはファンレスだが、前後に12cmファンを追加できる

トップ側には防塵用のメッシュを装備。落下物を防止する効果もありそうだ

対応マザーボードはATX。5インチベイ×1、3.5インチベイ×3、2.5インチベイ×1と、必要十分な拡張性も備える。3.5/2.5インチベイには全てSATAコネクタが設置されており、ドライブをトレイに固定して挿入するだけで、簡単に接続できる。

フロントのこの部分に5インチベイがある。トレイは斜めに出る形になる

左上が2.5インチベイ、それ以外の3つは3.5インチベイ。SATAコネクタも装備

電源は底部に配置。オレンジ色のシリコン製スタンドがアクセントになっている

拡張カードのスペースは広くカットされており、最長35cmのカードが利用できる

次ページShuttleが家庭用NASに参入