豊富なアクセサリーで便利に使える
Xperia Tablet Sでは、カバーやスタンドなど、非常に豊富なアクセサリーが用意されている点も大きな特徴だ。
まず、本体カバーは7色と豊富に用意されている。このうち、ブラックとホワイトの2色はレザー製、ピンク、グリーン、ブルー、レッド、グレーの5色はマイクロファイバー製となっている。どちらも、本体裏面の突起部に固定できるようになっており、本体を開いて2段階の角度に固定するスタンドとしても活用できる。また、カバーを閉じた状態では、ゴム製のバンドで固定できるようになっており、このあたりもノートや手帳をイメージしたデザインとなっている。
また、キーボードを搭載したカバーも用意。通常のカバー同様の薄さにフルキーを搭載し、開いた状態ではノートPCのように軽快な文字入力が可能。さすがにクリック感はほとんどないものの、画面の下半分がスクリーンキーボードで遮られることなく文字入力が行えるため、テキスト入力時には非常に重宝する。また、こちらもスタンドの役割も果たすようになっているが、キーボードは本体を立てかけた状態で自動的にオンになり、カバーを完全に開いて本体を持ったりカバーを閉じた場合には、キーボードが自動でオフになる。また、このキーボードカバーは本体下部のマルチコネクターに接続して利用するが、側面に充電用の端子が用意され、キーボードカバーを装着したまま充電できる点も嬉しい配慮だ。キーボードカバーは、ブラックとホワイトの2色が用意される(ホワイトはソニーストア限定)。
他にも、縦画面や横画面に回転する機構を備え、まるでディスプレイかのように利用できるデザイン性に優れた「ドッキングスタンド」や、3パターンの角度に固定できるシンプルな「タブレットスタンド」、マルチコネクター部に専用の端子付きカバーを取り付けることで、カバーを外さず置くだけで充電できるとともに防滴性能も確保できる「クレードル」、10W+10WのハイパワースピーカーとデジタルアンプS-Master搭載の「ドックスピーカー」などが用意される。このように、様々な利用シーンにマッチする豊富なアクセサリーが用意される点も、他にはない魅力だ。
カバーとほぼ同じサイズにキーボードを搭載した、キーボードカバーも用意。スタンドとしても利用でき、このように立てかけるとキーボードが有効となる。カラーはブラックとホワイトの2色を用意 |
キーボードカバーも、通常のカバー同様、ゴム製のバンドで固定する仕様を採用。裏面カメラ部は穴が開けられている |
Xperia Tablet Sを取り付けて利用する専用スタンド「ドッキングスタンド」 |
Xperia Tablet Sを取り付ければ、まるで液晶ディスプレイや小型の液晶テレビのようだ |
回転機構も備え、縦画面でも利用可能 |
スタンド部には、USB 2.0ポートが合計3ポート用意され、キーボードやマウス、USBメモリーなどのUSB機器を接続し利用できる。HDMI出力も用意され、大画面テレビに映像を出力できる。また、ACアダプターを接続すれば充電も可能だ |
背面の突起を利用するなどして3パターンの角度に固定できる、シンプルなスタンド「タブレットスタンド」 |
10W+10WのハイパワースピーカーとデジタルアンプS-Masterを搭載する「ドックスピーカー」も用意される |
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前編では、外観デザインや端末仕様、従来モデルとのパフォーマンス比較など、Xperia Tablet Sの「ハード面」について解説した。後編では、搭載アプリケーションなど「ソフト面」をチェックしていきたい。
【レビュー】ソニーの最注目タブレット「Xperia Tablet S」を試す
・前編 - 端末仕様と専用アクセサリーをチェック・後編 - 独自アプリや機器連携の使い勝手はいかに?
(記事提供: AndroWire編集部)