CPUは1.5GHzデュアルコアの「MSM8960」(Qualcomm製)、内蔵メモリはROMが8GB、RAMが1GBとなっている。外部メモリはmicro SDHCメモリカード(最大32GB)に対応。CPU、内蔵/外部メモリとも同時期に市場に投入された最新スマートフォンの中では標準的なクラスと言える。
一方で、AQUOS PHONE XxはROM 32GB / RAM 1GB、外部メモリはmicro SDXC(最大 64GB)に対応している。アプリをたくさんインストールしたい、あるいは音楽ファイルをたくさん持ち歩きたいというようなユーザーには、AQUOS PHONE Xxの大容量メモリは魅力的に映るかも知れない。
カメラは約1310万画素のメインカメラ(AF・手ぶれ補正対応)と、約132万画素のサブカメラ(ともにCMOS)を搭載する。メインカメラには裏面照射型CMOSセンサー「Exmor R for mobile」を搭載し、高感度・低ノイズでフルHD動画の撮影ができる「Milbeaut Mobile」を利用できる。
ARROWS Aが搭載するカメラの画素数は現行のスマートフォンの中でもトップクラスであり、AQUOS PHONE Xx(1210万画素)のカメラをも凌駕している。プリインストールする撮影モードも多彩で、トイカメラやミニチュア風に撮れるモードのほか、背景のボケ味を強調して一眼レフのように仕上げる「ぼかし強調モード」や、夜景を美しく撮れる「スーパー夜景モード」などを利用できる。バッテリー容量は1,800mAh。
通信面では、下り最大42Mbpsの通信サービス「ULTRA SPEED」に対応。そのほかワンセグ、おサイフケータイ、赤外線通信(IrDA)、GPS、IPX5/IPX8相当の防水、IP5X相当の防じん性能などに対応する点はAQUOS PHONE Xxと同じである。簡単なスペック表で比較すると、以下のようになる。