"全部入り"スマートフォン「AQUOS PHONE Xx 106SH」を試す

ソフトバンクモバイルの2012年夏モデル「AQUOS PHONE Xx 106SH」(シャープ製)は日本仕様の機能を網羅したAndroid OS 4.0搭載の最新スマートフォンだ。赤外線通信、ワンセグ、防水など様々な機能を持つ、この「全部入り」端末の魅力に迫ってみたい。

外観と仕様をチェック

ディスプレイは4.7インチHD液晶(1280×720ドット)を採用。シャープでは、2012年夏モデルとして3キャリア向けに複数のAQUOS PHONEを投入しているが、その中でもAQUOS PHONE Xx 106SHはディスプレイサイズが最大となっている。詳細は後述の比較表を参照のこと。本体サイズは約67×130×10.8mm、重さは約147g。カラーヴァリエーションはラディアントホワイトとブラックの2色で展開する。本レビューではブラックを使用した。

側面には電源ボタンと音量調節ボタンを備える。上端には3.5mmイヤホンジャックがあり、下端にはマイクとmicro USB端子、角にストラップホールがある。外部インターフェースはとてもすっきりとした印象だ。

CPUはMSM8260A 1.5GHz(デュアルコア)を採用。ROM：32Gバイト/RAM：1Gバイトと、内蔵メモリが大容量なのも特長のひとつ。背面にはAF対応の約1,210万画素裏面照射型CMOSカメラを装備。ノイズの少ない高精細画像と高い色再現性を実現する画像処理エンジン「ProPix」を搭載し、HDR撮影にも対応した。動画撮影に関しては、1920×1080ドットのフルHDサイズの高画質動画を手軽に撮影できる。1秒間に30フレームのなめらかで美しい映像を記録可能だ。