2. 東京駅・八重洲地下街
東京駅に隣接するショッピングモール、八重洲地下街でも計測を行った。URoad-SS10の下り平均速度は6.3Mbps、上り平均速度は6.2Mbpsとなり、AtermWM3600Rの下り平均速度は3.9Mbps、上り平均速度は1.4Mbpsとなった。
XiのBF-01Dは、下り平均速度3.4Mbps、上り平均速度1.2Mbpsとなった。なお、SoftBank 4Gの101SIは、電波強度がフル表示となり、「MAIN AREA」「4G」と画面に表示されたものの低速であり、計測途中で通信が途切れることもあって、速度計測を完了させることができなかった。
3. 都営三田線 三田駅B2Fホーム
続いて、都営三田線三田駅のB2Fにある目黒方面行きホームでも計測を行った。URoad-SS10の下り平均速度は5.8Mbps、上り平均速度は3.1Mbpsだった。また、AtermWM3600Rの下り平均速度は5.2Mbps、上り平均速度は3.4Mbpsとなった。
XiのBF-01Dは、下り平均速度2.5Mbps、上り平均速度0.4Mbpsとなった。SoftBank 4Gの101SIは、電波が1本も立たず、計測不能だった。結果として、URoad-SS10とAtermWM3600Rが、上り・下りとも同程度の速度を記録し、Xiを上回った。
現在、都営三田線の巣鴨駅から三田駅間の12駅ではWiMAXを利用可能であり、都営地下鉄のその他の路線についても順次WiMAXがサービス開始される予定になっている。通勤で都営地下鉄を利用している人であれば、スマートフォンなどからインターネットをさらに快適に利用できるようになるだろう。
4. 東京モノレール 天空橋駅B1Fホーム
羽田空港近くの東京モノレール天空橋駅の浜松町方面行きホームでも計測を行った。結果はURoad-SS10の下り平均速度は6.5Mbps、上り平均速度は5.1Mbpsだった。また、AtermWM3600Rの下り平均速度は5.3Mbps、上り平均速度は6.7Mbpsとなった。なお、東京モノレールは、地上駅はもちろん、4つあるすべての地下駅でもWiMAXが利用できる。
XiのBF-01Dは、下り平均速度1.8Mbps、上り平均速度0.4Mbpsとなった。SoftBank 4Gの101SIは、こちらの計測地点でも電波が1本も立たず、計測不能だった。